アーティストの良さをそれぞれの角度から語ってもらう企画「某アーティストのマニアに聞きました。」 #ボーマニ。
今回は「Zantö」について、東京を中心にDJ活動をしているみっしーさん(鬼天竺鼠さん)にお話をお伺いしました。
ー今回はZantöを語っていただきます、みっしーさんに来ていただきました!よろしくお願いします!
よろしくお願いします!
ー今回はZantöを語っていただきます、東京からみっしーさんにお越しいただきました!よろしくお願いします!簡単な自己紹介をお願いしてもいいですか?
東京で、趣味でDJやってます!DJネームは鬼天竺鼠と言います。
渋谷とか下北沢辺りでお友達通じて好きなように踊らしてもろたりとか、好きな音楽かけてお酒飲みながらってコンセプトでやってるような感じですね。
ー音楽好きな人!って感じがして最高です!今日もお酒を飲みながらお話を聞ければと思います。
Zantöは元々他のバンドメンバーが集まって結成されたバンド
ー今回はZantöについてお伺い出来ればなと考えているんですけれども、簡単にZantöについてご紹介いただいてもいいですか?
えーと…まず、メンバーから言った方がいいのかな?
ーそうですね!メンバーのことも是非知ってほしいですよね。
そうですね、Zantöはドラムのナカヤマシンペイさん、ベースの美登一さん、ギターの藤木寛茂さん、ボーカルの塔山忠臣さんから成るミクスチャーバンドです。
皆さん、全員他でバンドやデザイナーをされていたところ、ドラムのナカヤマシンペイさんが「RAGE AGAINST THE MACHINE(通称:レイジ)みたいなミクスチャーバンドを作りたい!」と声をかけて始まって出来たバンドです。
ーありがとうございます!ナカヤマシンペイさんって普段はストレイテナーでドラム叩いてる方ですよね?
そうです!
ストレイテナーがミクスチャーバンドではないので、ストレイテナーと違った一面を観れるのはファンとしては嬉しいのかなって思います。
ー確かにそうですね。ミクスチャーを知らない人でも入りやすそうな感じですね。
私自身もZantöを知るまではミクスチャーというジャンルには触れてこなかったんです。
ーえ!そうだったんですか!?
そうなんです。
Zantöを知ってから「ミクスチャーバンドってこういうものなんだ!」ってすごい興味を持って。
他のミクスチャーバンドを聴いてみたり、色んなきっかけを貰ったバンドでもあります。
ーそうなんですね!!私、みっしーさんってゴリゴリなミクスチャー好きで、その中でZantöに出会ったってイメージでした!
元々ストレイテナーが好きだったんです。その前の学生の頃はGLAYとかが好きで。
なので、私の中では真新しいジャンルでしたね。
ーそうなんですね!みっしーさんが好きになったきっかけも聞きたいんですが、まずナカヤマシンペイさん以外のメンバーについても紹介もしたく。ボーカルの塔山さんに関しては元々0.8秒と衝撃。の方だったりしますよね。
ーギターとベースはどんな活動をされているんでしょうか?
私自身めちゃくちゃ詳しいわけではないんですけど、ギターの方はHaKUっていうバンドで弾いてて、2016年に解散されてますね。
ーHaKUもミクスチャーからは程遠いですよね?
すこし聴いたことはあるんですけど、今とは全然違いますね。
ーすごい綺麗なサウンドですもんね、HaKUは。ベースの美登さんはいかがですか?
美登一さんは元々メインの仕事がデザイナーで、グループのロゴを作ったりされてます。
ナカヤマシンペイさんが一時期ストレイテナーのギター大山純さん(ex.ART-SCHOOL)と一緒にanother sunnydayっていうバンドをやっていた時に、ベースを弾いていたのがきっかけでZantöにお誘いしたっていうお話しを聞いたことがあります。
ーなるほど!another sunnydayと、あとはTHE RODS。
あ、そうですね。THE RODSはこれから聴いてみようと思ってます…!
ーTHE RODSはミクスチャーバンドだと思うので、Zantöと色は近くなってくると思うんですけど、これだけの情報でも結構皆さんバラバラなところからね。
多種多様な、色んな方面から来てる感じはありますね。
ーそうですよね、なんでこのメンバーにしたのかすごい気になります(笑)
確かに確かに(笑)
チラッと聞いたのは、ベースの美登一さんはその前のバンドのanother sunnydayから「次バンドやる時も声かけさせてね」みたいな感じでお話ししていたので誘って、ギターの寛茂さんはシンペイさんが酔っ払ってる時に「バンドやるかぁ」と寛茂さんにLINEしたらしい。
ーそうなんだ!(笑)
で、そこから「やろうか!」みたいな感じで一緒になったらしくて。
最後に声かけたのが塔山さんだったらしいんですよ。
塔山さんがやってる0.8秒と衝撃。(通称:ハチゲキ)のライブを観に行ってて、最初はハチゲキのJ.Mさんという女性のフロントマンの方を目的に観に行ったそうなんですけど、隣でわめいている塔山さんを…(笑)
ーわめいている(笑)
すごい気になったと。
で、そこからレイジのシャウトな感じが合うんじゃないかなと思い「レイジみたいなミクスチャーバンドやってみない?」とお誘いしたようでした!
ー確かにシャウト系の音楽との相性良さそう。
シャウトを含んだ曲に対して良い声をされている方だなぁと私自身は思うので、Zantöにはピッタリな方だなと思いますね。
ーミクスチャーにもってこいと。
そうですね。
Zantöはライブが一番かっこいい、マジなライブバンド
ーそんなZantöですが、みっしーさんはどういうところが好きで聴いているんですか?
そうですね。
まず、Zantöはライブが一番かっこいいなって思ってます。
マジでライブバンドだなって。
ーもう最高ですね、それだけで。
音源で聴いてても「あ、かっこいいな」ってもちろん思うんですけれども、生でライブに行った時のこう、衝撃というか。
なんていうんだろう、めっちゃかっこいい!ってなるんですよね。
ーうんうん、なりますよね、ライブバンドって。
ドラムのシンペイさんもストレイテナーではあんまりやらないような激しい感じのドラム捌きをしてたり、ベースもゴリゴリだったりするんですけど、ちゃんとバランスが良いバンドだと思ってて。
ギターの寛茂さんは音の運びが凄いんですよ。音色もそうですけど、ギターリフは毎回ライブでちょこっと変わっていたりとか。
ライブに行く度に成長じゃないですけど、こんな感じになってる!みたいな、音源より更に良くなってくる!みたいなことがあって。
ー段々段々アップデートされていくんですね。
そうなんですよ、Zantöって(まだ)めちゃくちゃ人気あるわけではないんですけど、毎回観てても飽きないのはそんな変化があるからなのかなと思ってますね。
ーなるほど~。ライブバンドの良さって、ライブならではでしか味わえない雰囲気や曲のアレンジだと思っているので、とても気になりますね。
ーライブではMCもするんですか?
MCは結構されてて、多分メンバーの中で一番ファン層が多いのはストレイナーもやっているシンペイさんで、シンペイさんが喋りながら進行しつつメンバーをいじったりとか。
塔山さんがそれにノリツッコミしたりとか。
ライブはめちゃくちゃかっこいい一方で、MCは漫才みたいなのが一部入ってて(笑)そういうのもなんかいいなって思いますね。
ーほんわかしますね!(笑)
凄い激しい曲の後に「いや~〇〇だったね~」みたいな柔らかい感じのMCをいきなりし始めるので、ちょっと和むというか(笑)
ー観客皆ででほっこりしながら、Zantöを見守るみたいな(笑)
確かにそれはそう(笑)
ー楽しそう~!いい意味でギャップとして感じつつ、Zantöの幅広さみたいなところに繋がるかもしれませんね。
Zantöのおすすめ曲
ーライブで一番テンションが上がる曲ってありますか?
一番好きな曲は「NO FUTURE DEAD ARMY」っていう2018年にリリースされたアルバム『Kill KATANA』の5曲目ですね。
ー「NO FUTURE DEAD ARMY」。
何が好きって言われると難しいんですけど、自分の中では拳上げて気持ち良く踊れるんですよ。ライブでこの曲がくると「キター!」ってなる(笑)
ー飛び跳ねちゃうやつね!
そうそう!
ーそれ以外にノリやすい曲ありますか?
DJでよくかけたりとか初めて聴いてほしいなっていうのはやっぱり「LIFE OF ZANTO」。一番最初に出した曲。
ー「Zantö EP」に入ってる。
そうなんです。「これがZantöだ!」っていう感じの。
自己紹介じゃないんですけど、そんな曲になっているので是非ここから入ってもらいたいなと思いますね。
ーURL貼っておくので皆さんに聴いてもらいましょう!ありがとうございます!
後半に続く
Zantö HP
https://www.zanto.tokyo/
取材協力:みっしー / 鬼天竺鼠
https://twitter.com/3_missyou
インタビューワー:moolee(PARA CLASSIC)
https://twitter.com/mooleesan
撮影:spot (SURROUNDTYPE / LIKE MAGIC!)
https://twitter.com/pellucid_night