「銀杏BOYZ」のライブはぐちゃぐちゃのぶつかり合い。全ての曲がラブソング。-後半-

アーティストの良さをそれぞれの角度から語ってもらう企画「某アーティストのマニアに聞きました。」 #ボーマニ。

今回は「銀杏BOYZ」について、東京を中心にDJ活動をしている青島将司さんにお話をお伺いしました。

ー今回もよろしくお願いします!

よろしくお願いします!

銀杏BOYZは解釈の窓口を広げてくれている活動の仕方

ー前半戦もかなり熱いお話は聞けましたが、後半もお酒を飲みながらゆるりといきましょう!

いっちゃいましょう!

前半はこちら

-銀杏BOYZって解釈を委ねている中でも、解釈の窓口は広げてるな、という印象があって。というのも、CDやDVDだけじゃなくてレコードとか何ならカセットもありましたよね?

そうですね、出してます。

峯田さんがやっているInstagramを見ると、彼自体がカセットやレコードの文化が好きみたいで。そういうこともあっていろんな種類の音源を出してるのかな、って思ってます。

カセットテープに自分のお気に入りの曲を入れてオリジナルのカセットテープを作って。っていうのも見たことがあって。

-ミックステープ聞いたら、うちらもDJの血が騒いでしまいますね(笑)

今の時代、Spotifyのようなストリーミングサービスのプレイリストも多いけれども、カセットテープのような形で残るものにも良さってあるのかなあと思わされたんですよね。

峯田さんは漫画やおもちゃに関しても収集家で、好きなものをとにかく集めて形に残すという良さを知っているから、カセットやレコードも出しているのかなっていう気はします。

-峯田さんっていろんなインタビューやSNSでも活動されてるんですね。

そうですね。あとは書籍が面白かったり。

-峯田さんのですか?

うん。もしくは銀杏BOYZ単位で出してたりだとか。

-どういう書籍なんですか?

「GING NANG SHOCK! ギンナン・ショック」というタイトルの本が上下巻2冊出てて、一番読んだなあ。

銀杏BOYZのメンバーの生い立ちから、青春期、音楽に出会うまでの道のりをロングインタビューと秘蔵写真と共に振り返る。
銀杏BOYZ初音源のリリース、過剰なツアーの舞台裏を、秘蔵写真と共に振り返る。            

-へえ!

あとはブログを本にしたやつで、「恋と退屈」だったかな。

若者に絶大な人気を誇るロックバンド銀杏BOYZの歌手・峯田和伸、初の書籍。自身のブログで公開していた『峯田和伸の★朝焼けニャンニャン』から厳選した150話のストーリーを収録。

-どんな内容が書かれているんですか?

峯田さんの日常ですね。元々はブログなので。

ただ、本になって読むとまた違くて、しみじみと物思いにふけるというか。

-解釈はゆだねつつも、その人たちの想いを改めて聞くことによって思うことってありますもんね。

ありますね。特にそれが一番感じるのがドキュメンタリーDVD「僕たちは世界を変えることができない」。

本編は2003年1月、突如GOING STEADY解散を発表した熊谷VOGUEでのライヴ映像から始まり、銀杏BOYZ結成直後のライヴ映像、ヴォーカル峯田が初主演を務めた映画「アイデン&ティティ」撮影風景、長崎駅前での峯田弾き語りゲリラライヴ、「ROCK IN JAPAN FES.2004」出演時のライヴ映像、普段見ることができない楽屋内でのオフショット映像など貴重な映像が満載。

最初に話したゴイステ解散の時から始まるんです。銀杏BOYZはここから始まったという。

そして最後のほうに髪切ったライブだったり。その他にも、ロッキンって真夏での開催だから地面が熱いじゃないですか。あれを裸足でべろんべろんになるくらい皮剥けるくらい歩いて、最後歩けなくなって車椅子に乗ってるやつもあって。

これのレコーディング途中の風景がすごく面白いんですよ。こうやって録ってるんだ!っていう裏側が見れるんです。

-600時間以上の映像素材を2時間にまとめたって書いてありますね!

とにかくこれが濃いんですよね。

めっちゃくちゃ汚くて笑える部分や、これはちょっとネットに乗せられないなみたいなバカだなーって笑える部分もあったり。

-話聞いただけでも身がすくむような部分もありますもんね。

ライブはぶつかり合い。だけど、全ての曲がラブソングだと確認できるアコースティックライブもあった。

ー最近はライブやってますか?

先日2022年3月14日のライブへ行ってきましたね。観客入りでの演奏は実に2年半ぶりとのことで。

ーついにコロナ禍でも!

その間に配信ライブやシングルがリリースされたりと制作活動はあったのですが、2年半の月日が流れていた。

ー早いですね。

前半にも述べたと思うのですが、彼らのライブはモッシュやダイブは当たり前。バンドとオーディエンスがぶつかりあうライブを求めているけれど、コロナ禍で人と人が触れ合えない。

どうやってやるだと思った先の答えは、アコースティックライブツアー「僕たちは世界に帰ることができない☆」

ーどんなライブだったんですか?

まず驚いたのが、客席に椅子が置いてあるんです。笑

ーそこからもう珍しい!

いつもなら、キャパいっぱいでぎゅうぎゅうでぐちゃぐちゃの蒸し風呂状態。

なので、実に新鮮でした。

メンバーが登場しても、お客さんのほとんどが席を立たない。

立って踊っても好きにして良いよって峯田さんが言うんですけど、慣れてない空気にしみじみと聴き入る人が多く見受けられました。耳鳴りもせず、汗だくにもならずにおとなしく椅子に座ってライブを観る日が来るなんてと思いもしませんでした。笑

ー他のお客さんもびっくりでしょうね(笑)

こんな時だからこそ、聴けるアレンジの数々に圧倒されました。

実に生々しい裸の銀杏BOYZ。

ーうんうん。

後半につれて、峯田さんが立ち上がって、サポートメンバーも立ち上がり、オーディエンスも立ち上がってやっと一体感が出てきたんです。

これまでエレキギターの爆音でごまかしてきたとMCで言っていて、勢いで隠せないアコースティックアレンジが映えるライブだったなと感じました。そして全ての曲がラブソングなんだと改めて確認出来たのです。

ー全ての曲はラブソング。

純愛、歪んだ愛、不器用な愛、澱み続ける愛。

僕達はそれを信じるしかなかった。

畳み掛ける様にボルテージは上がって、アンコールではもうアコギはステージ上から無くなり、峯田さんが愛用する赤のリッケンバッカー(ギターのブランド)が立っていた。

アコースティックライブとは!?と思いながらも、待っていたエレキセットに心が奮い立ちました。

最後はステージの道具をなぎ倒し、舞台を後にした瞬間に感動しました。
ああ、やっぱりいつも通りのライブやりたいんだなーと。笑

-そりゃそうですよね。

多分ああいうライブをやりたいんすよ、ぐちゃぐちゃになるやつ(笑)

ヨダレや汗みたいなもの交えてのぶつかり合いが銀杏BOYZの良さですから。

-そうですよね。確かに私も銀杏BOYZを最後に観たのが2019年にFUJI ROCK FESTIVALに行った時で。多分30~40代であろうお兄さんが、ゆったりクライミングチェアに座ってたんですけど、ご自身の好きな曲が来た瞬間にイスを投げ出して前へと走り出していって。これぞ銀杏のライブだなって印象に残ってます。

当時のレポで素敵な記事があったので、気になった方は是非読んでみてください。

ーたくさん語ってもらったことで、私の予想では銀杏BOYZのことを気になってる人がおそらく何人か出てきてるはずなんですよね。そういう人たちに向けて、始めて聴く時にオススメってありますか?

そうですね…これは難しいんだよなあ。

-難しいですよね、けど敢えて聞かさせてください(笑)

初めて聴く時は「駆け抜けて性春」「BABY BABY」からの「漂流教室」、最後には「東京」をセットで是非

やっぱり代表曲である「BABY BABY」は間違いなく聴いてほしい。

-間違いないですね。

その流れで聴いてほしいのが1stアルバム『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』の、「駆け抜けて性春」からの「BABY BABY」そして「漂流教室」、最後には「東京」ここをセットで聴いてほしいんですよ。

何ならアルバムの流れ一式。

-セットなんですね。

はい、間違いないです。

-ちなみに、何でセットで聴く必要があるんですか?

ていうのが、「駆け抜けて性春」のアウトロで最後ドラムのシャーンって残響が鳴らされるんですよ。その音を残しつつ、「BABY BABY」の音が入ってくるんですよ。

-なんと!

余韻を残しつつそのまま入るんですよ。

-そんなの最高に決まっているから(いい意味で)やめてくれー!ってなってる。

「駆け抜けて性春」ってコーラスをYUKIさんが歌ってるんですよ。そこがまた良くて。

うわーたまらん、夢のコラボだ!ってなった後に「BABY BABY」が来て。

とにかく銀杏BOYZの良さってのが、生と性だと思うんですよ。そういう人間の中であるべきものというか、本能的なところの楽しみ方っていうんですかね。そういうのを含めて恋をする気持ちを感じた後に「漂流教室」では生きる、死ぬ、のような生命の話に進んでいく。

この流れで是非聴いてほしいんですよね。

-これはセットですね、間違いなく。

いろんなアーティストさんがアルバムやシングルを出すけれども、アルバムの流れってすごい重要だなってことに気づかされた、意識し始めるきっかけになった時だな。

アーティストからの意図がここにもあるんだっていう風に気づいたときには、あっ、刺さる…っていう感情になります。

そして最後は「東京」で大泣きする。

恋人だった二人が別れて、思い出を振り返る。その思い出は東京の空へ吸い込まれていく。僕も恋人と別れた時によく聴いては泣いてましたね…笑

なんでもない事が幸せだったって事に気が付く。当たり前の事は実は当たり前じゃない。

この曲はいつか僕が結婚して子供が出来て、結婚の許しをもらいにくる相手に聴かせて感想文を提出してもらいたいくらい大事な曲です。笑

これを聴いて、なんとも感じない様な相手に自分の子は渡せない。
のび太の結婚前夜もセットで見せて、泣かない奴はダメ!人の痛みをわかる人と結婚しなさい!ってなるのです。笑

-ありがとうございます!この流れをぜひ皆さんにも聴いて欲しいんですけれども、特にどういう曲、バンドが好きな人だったら入りやすいんですかね?

そうだなー。

THE BLUE HEARTSとか好きな人はまあ間違いない。あとはエレファントカシマシ、サンボマスターとか。

生活の中で曲が支えになってるような包み隠さない、夢物語みたいな歌もいいし、でもそれに加えて直接曲が感情に刺しに来るのが好きな人はいいのかなと思いますね。

-ありがとうございます!今回語っていただいた以外にも、多分語りたいことたくさんあると思うんですけれど。

あります。たくさんあります。

-ありますよね。ただ、ぼちぼち時間にもなってきましたので、この時間で絶対に伝えておきたかったんだ!みたいなことあったら教えていただけますか?

様々なアーティストとの関わりも広がったきっかけ

うっわ、すごい悩むなー!

銀杏BOYZを聴いたことによって知ったアーティストはたくさんあるんですよ。

曲の中に出てきた歌詞がきっかけになった話とか、歌詞の行動を実際にしちゃった話とか、どっちかを話しておこうかと思ってるんですが、どちらがいいですかね…。

-それはどっちもお願いします!笑

わかりました。じゃあまずは、銀杏BOYZの好きな曲の一つに「17歳」っていう曲があるんですよね。

これすごいんですよ。

曲の頭からジャーンと合わせて。

あいつらが簡単にやっちまう30回のセックスよりも

「グミ・チョコレート・パイン」を青春時代に1回読むってことの方が

僕にとっては価値があるのさ

「17歳」/銀杏BOYZ

「グミ・チョコレート・パイン」ってこれ、筋肉少女帯の大槻ケンヂさんが書いてる高校生がノイズバンドを組むっていう青春の小説なんですけど、これ歌詞に出て来なかったら多分僕その小説読まなかったんですよね。

あふれる性欲と、とめどないコンプレックスと、そして純愛のあいだで揺れる“愛と青春の旅立ち”。大槻ケンヂが熱く挑む自伝的大河小説、第一弾!

悶々としていた高校生の時に聴いていたので、読むことのほうが僕にとっては価値あることだって思いましたね。

というのも、僕高校生の時に、3年間本当に好きだった女の子がいたんですよ。

廊下ですれ違うけど、好きすぎて声かけられないよ、あー!みたいな。クラスも3年間一緒で、席替えで隣の席にも座ったことがあって。30cmの距離なんですけど、近すぎて遠いんですよ。尊くて僕には何もできなかった。

-普通に曲できる!笑

高校生ってみんなすぐ付き合うじゃないですか。

そいつらが幸せにリア充している時間に僕は何もできなくて、そういう気持ちが小説を読むことによって助けられている、そんなことが「17歳」では言っているんだろうな、って思って実際に本を読んでみたらその通りだなって思って、助けられたなあ。

他にも「トラッシュ」っていう曲があって、これもすごい影響受けましたね。

-ベイビー僕を愛してくれよから始まる曲ですね。

はいそれです。

Weezer、ピーズ、BUZZCOCKS、じゃがたら聴いてグリーン・デイ

「トラッシュ」/銀杏BOYZ

って歌詞があって、何これ?!と思って調べたら、全部アーティストなんですよ。 

-確かに何これ?!ってなりますね。

で、アーティスト名を調べて聴いてみると、あ、これが彼らが影響受けた音楽なんだっていうルーツを知ることができる。

実際聴いてみて、お!なるほど!みたいなね。

特に僕が今日一番ピックアップしたいのはWeezerなんですよ。

-はい。

Weezerの曲のイントロをそのまま銀杏BOYZの曲に使ってるような曲があるんですよ。

-そのまま使っちゃったんですね?

そのままですね。そのWeezerの「Only in dream」っていう曲のベースラインを「駆け抜けて性春」のベースに使ってるんですよね。

それぞれの曲を聴いて、あ!ここなんだ!っていう引用を発見すると面白くて。

しかも、このベースラインの後に続く歌詞が「Only in dream」の歌詞とリンクしていて、共に夢の中でしか逢えない女の子がいるんですよ。

夢の中でしか逢えない。目が覚めたら、彼女はもういない。それでも夢の中だけでは触れたい、抱き締めたいという儚い恋のお話。

多分Weezerへのリスペクトも込みでやっているんじゃないかなと思いますね。

ーかっこいい!

「援助交際」って曲のアウトロでも、70年代くらいに活躍したモッズ・パンクのThe JAMってバンドの「in the city」って曲を入れてるんですよ。

-へえー!こういうのって深く聴いていないと気が付かないですね。

そう、聴いていないと気が付かない。

銀杏BOYZを軸にいろんなものを追っていくうちに、たまたま出会ったものが実はこれと繋がっていたんだ、みたいな。

-そういう発見のヒントも歌詞で与えてくれてるんですね

そう。このアーティストのルーツのルーツのルーツ…と辿って行って、、辿っていった先の音楽からまた最初に帰ってきて、あ、これなんだ!みたいな。

「援助交際」はメンバーが抜けた後に新しくサポートメンバー迎え「円光」という曲名に変えながらながらリアレンジを録ってるんですよ。

それはまた以前と違うアウトロの引用をしていて、伝説のパンク・レゲエバンドClashの「Lost in the supermarket」っていう曲の音を入れてたりするんですよ。

歌詞も変えていて、昔に録った「援助交際」だと

あの子のメールアドレスをゲットするために

「援助交際」/銀杏BOYZ

の一方で、リアレンジverの「円光」だと

あの子のIDをゲットするため

「円光」/銀杏BOYZ

当時はスマホじゃない時代じゃないですか。ガラケーの時代で、メールアドレスをとにかくどうにかゲットしようと僕も必死だったな(笑)

-確かにメアド交換していた!

メアドの交換方法も赤外線でしたよね?QRコードじゃないんですよ。

で、今はスマホでLINEかな?のIDをゲットするためっていう方法にアップデートされてた。

しかもこの「援助交際」は銀杏BOYZがトリビュートアルバムも出していて、クリープハイプがやってるんですよね。

-強いですよね。

で、銀杏BOYZはクリープハイプの「二十九、三十」のカバーもしてたりとか。

-どちらのカバーもめっちゃ良かった覚えがあります。

実はカバー曲がたくさんあるので、是非聞いて欲しいですね。

銀杏BOYZが出したトリビュートアルバムはYUKIさんが「漂流教室」をカバーしていたりするんですよ。

で、最近出たアルバム『恋は永遠』にもまたYUKIさんが入って「恋は永遠 feat. YUKI」が収録されていて、うわー!って15年ぶりに!って思ってとてもテンションが上がりました。

-それはずっと追ってた身からするともう…!

うおーーー!ここで!みたいな(笑)

「恋は永遠」のずっとドキドキしてたいんだってことか!死ぬまでドキドキしてたいんだってこういうことか!っていう。

-してたいですよね、本当に(笑)

気づかされましたね。

他にもたくさんあって。

エレファントカシマシの「悲しみの果て」や岡村孝子の「夢をあきらめないで」。

南沙織の「17才」や広末涼子の「MajiでKoiする5秒前」、RCサクセションの「スローバラード」もカバーしてますね。

ーたくさん!

東京スカパラダイスオーケストラの「めくれたオレンジ」やサンボマスターの「夜汽車でやってきたアイツ」もだ。

ライブ音源や音源化されてない物もあるけど、ザッとこんな感じですかね。

ソロ名義だとZAZEN BOYSの向井秀徳と一緒に松任谷由実(ユーミン)の「守ってあげたい」を歌っています。

-カバーもそれぞれ銀杏の良さが足されていて最高ですね!あとは歌詞の行動を実際にしちゃったんでしたっけ?

そうですね。

「SKOOL KILL」って曲が、クラスの好きな女の子を遠くから見てストーカーする曲なんですよね(笑)

好きだけども触れられないという、いわゆる陰キャ陽キャの陰キャ側の目線で歌ってる曲。

歌詞には

学校帰りに君のうしろをつけてみたんだよ

君の部屋は二階の水玉模様のカーテン

「SCHOOL KILL」/銀杏BOYZ

っていう部分があって。

僕も好きだった子を実際に自転車でバレないように追いかけたことがありました(笑)

-ただのストーカーですね(笑)

一回だけですよ。

彼女のカーテンは水玉模様かな、何色なのかなって見ようと思ってついて行った先は、高層階のマンションだったんですよ。一軒家じゃなかったー!どの部屋ー!っていう。

-いいオチでした(笑)

それぐらいね、やっぱり影響されてますね。

-影響されてますね。ありがとうございます!

銀杏BOYZを漢字一文字で表すと「魂」

ー最後まとめに入ろうと思うんですが、銀杏BOYZは漢字一文字で表すとどんなバンドでしょうか?

文字ですか…これまた悩みますね。

悩みますけど「魂」ですかね。

-魂!それは何故ですか?

銀杏BOYZの曲って、モッシュやダイブで身体を使いつつ、魂を解放しにいく音楽だと思ってるんですよね。ドロドロになりながらも飛んでくぞ向かってくぞっていう気持ち。

肉体的なものと精神的なものも含めての魂の解放だから、僕は魂なのかなって。

-なるほど、では魂を解放したいときに皆さんに聴いてもらうといいかもしれませんね。

そうなんです。

-わかりました。ありがとうございます。なので皆さんもね、彼らがライブがやるのであれば、気になった人たちはぜひぜひ足を運んできてもらいたいですね。

是非!

-本日はありがとうございました!

ありがとうございました!

青島さんがおすすめの曲をプレイリストにしてくださったので、是非聞いてみてください!

銀杏BOYZ HP
https://gingnangboyz.com/

取材協力:青島将司
https://twitter.com/tsingtaooo

インタビューワー:moolee(PARA CLASSIC)
https://twitter.com/mooleesan

撮影:spot (SURROUNDTYPE / LIKE MAGIC!)
https://twitter.com/pellucid_night

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