アーティストの良さをそれぞれの角度から語ってもらう企画「某アーティストのマニアに聞きました。」 #ボーマニ。
今回は「REOL」について、愛知・名古屋を中心にイラストレーター兼DJ活動をしているRENN(斬る'em ALL)さんにお話をお伺いしました。
ーそれではRENNくん、今回「REOL」について語っていただきたいと思います。
よろしくお願いします。今回僕はREOLというアーティストについてお話しさせていただきたいと思います!
えっとですね、、
ーRENNくん、前のめりにREOLについてのご説明しようとしてくれてありがとうございます!ただ、まず自分の簡単な自己紹介お願いしてもいいですか?笑
そうだった、忘れてた(笑)
私、名古屋の斬る'em ALL所属のRENNといいまして、イラストレーターとDJをしています。よろしくお願いします!
ーありがとうございます!よろしくお願いします!
れをる、REOL、そしてReol。
ーそしたら先ほど遮ってしまったのですが、いざREOLについてご説明お願いします!
はい!
REOLは長野県出身の日本のアーティストで、もともとボーカロイドの歌い手さんだったんですね。で、そのときの名義がひらがなでれをるなんです。大体今から10年くらい前かなニコニコ動画とYouTubeで活動していました。
後半でネタバレがあるが、実はREOLというアーティストのことを語ってもらううえで3つの呼び名があることを前提情報として知っておいていただきたい。
前半:れおる(歌い手時代)
中盤:REOL(3人のユニット時代)
後半:Reol(シンガーソングライター時代)
そのあと、ボカロプロデューサー(通称:ボカロP)のギガPという、代表曲で言ったら「ギガンティックO.T.N」とか「+ (プラス男子)」とかいう曲がいっぱいあってEDM多めのハイテンポな曲が多い方と曲を作ったりしていて、さらにお菊という映像クリエイターの方と3人で始めたユニットこそが今回語りたいREOLの始まりなんです。
ー最初はひらがなだったんですね!
はい。
ひらがなのれをるの時に「極彩色」というアルバムを1枚出していて、これはいろんな作曲家の方々から楽曲提供をいただいてれをるをやっていたんですよね。
僕は、2014年くらいにライブをやったときに、初めて公の場で顔を出して東京と大阪でライブをする機会があったのですが、その時初めてライブに行かせてもらって。パンパンの大阪BIGCATで初めて彼女をみた時にこんな人だったんだという第一印象をうけてそこからずっとリスナーで。
マスクが蒸れる、、!
ー家だからね、熱量がこもっちゃいますもんね!
がんばります!笑
そのあと、REOLになって「No title-」というEPを発売したんです。発売されてすぐにソールドアウト。
ソールドアウトした勢いにのってTOY'S FACTORYというレーベルからメジャーデビューしたんです。メジャーデビューして東京と大阪で3人で初めてライブをした時に、映像とインストをあわせてれをるの歌い手時代の曲をやるというごちゃ混ぜで楽しいライブもしてました。
なんですけど、このREOLはもっともっと上がってくるんだろうなと思った矢先に1年後に解散します。
ーえ?!じゃあ今はまさか活動していないんですか?
それはもう少し続きがあって。
ー続きがあるんですね。
はい。
大文字のREOLでの活動は確かに1年間で終わっているんですけど、そこからもう1回名義が変わっているんです。
ーなるほど。
REOLが解散するってなったときに、1年しか活動していないのに、、とREOL好きな人の間で騒然として。
ーそりゃそうなりすよ。
まあ、ラストライブはやってくれるという話だったので難波に行ったんですよ。それはもう、すごいライブで、そこで最後のシングルとして4曲入りの「エンドレスEP」としてREOLとしての活動は終了してました。
REOL解散後の約半年くらいに、今度は彼女がソロシンガーとしてRoelとして活動を始めることになったんですよね。
もともと3人組のユニットのREOLが好きだった僕からすると実は受け入れられなかったんですけど、Reolになったときのライブに行ってみたら昔の曲をやってくれてて、体制が変わるもののやっぱり最高だとおもって応援することにしました。
メディアにも大きく出るようになったきっかけが、「第六感」という曲がBOAT RACEのテレビCM「年齢は関係ない」編CMソングに抜擢されて、そこからはどんどん大衆受けもされるようになっていった感じです。
れをる、REOL、Reol。それぞれに良さがあって面白い。
前半で説明したように、このアーティストは3つの形態がありました。れをる、REOL、Reolと。
その3つどれもに違いがちゃんとあるのが面白くて。
れおるはロックサウンド、いわゆるバンドサウンドが多いんですよ。なのでロックが好きな人も聞きやすいような感じ。
ーいいですね。ここのメディアの読者さんはロック好きが多いので聞きやすそうです。
REOLからK-POPが入っているような感じになるんですよね。それと、ボカロの古き良き音楽というかピコピコ系によっていった曲調にれをるの歌声を当てはめていってました。
僕もこの時期のREOLが一番好きで、なので今回特集の名前もREOLなんですけど、「Σ」というアルバムが出ているので、是非聴いて欲しいです。
ー特におすすめの曲はありますか?
全部おすすめなのですが、その中でも一番いいのが1曲目の「VIP KID」という曲ですね。アルバムでもそうなんですが、ライブでも1曲目でダンっと気分をあげてくれるんです。
ーおお、だいぶ雰囲気が変わりますね!
で、今やっているシンガーソングライターのReolは、REOLから振り切って彼女がやりたい音楽が多いので、歌詞に意味が込められていることが多いです。
なので、REOLをまずは聴いてみて、それでハマったらReolを追ってみるというのがいいと思います。
ーなるほど。ちなみに、これYouTubeやspotifyでも流すので、音声だけで頑張って理解しようとしてくれているリスナーさんもいると思います。。。笑
あぁぁああぁ。お疲れ様です。。。
難しい、、!笑
ーそうですね。RENNくんの熱意に頑張ってついてきてもらう方向で。笑
REOLのライブではワクワクさせてくれる
ーちなみに、REOLのライブはどんなライブなんですか?
活動自体が長い分、いろんな曲があるのでいろんな演出があって、基本的にはバックバンドが楽器は弾く中でもたまにれをる自身が楽器を弾いていたり、観ていて飽きないバンドです。
ー古い曲から新しい曲までやってくれるんですかね。
そうなんです。もしかしたらこの曲が聴けるかもしれない!というチャンスがあるのがREOLのライブです。
ーそれすっごいワクワクするし、その曲を聴けた時の感動はライブでしかないですよね。
そうなんですよ〜、嬉しさが半端ない。
ボカロや四つ打ちの音楽、そしてラップが好きな人にはお勧めしたいバンド
ーそんないろんな色を持っているREOL、どんな人にお勧めしたいですか?
あー、そうだなあ。
今はいろんな人におすすめできるアーティストだなあと思うのですが、強いていうのであればボカロを通ってきた人や四つ打ちの音楽・ラップが好きな人は是非聴いて欲しいと思います。
DAOKOや、majiko、ポルカドットスティングレイ好きな人など、女性ボーカル好きには是非聴いて欲しい
ーそしたらいろんなジャンルの人が対応できると思うのですが、その中でもこのバンドが好きな人にはお勧め!みたいなバンドとかボカロとかありますか?
れをるが女性ボーカルなので、DAOKOとか、同じ歌い手業界とかだとmajikoとか。後は対バンとかもしているポルカドットスティングレイ(通称:ポルカ)とか。女性ボーカルが好きな人たちには刺さると思います。
ーmajikoやポルカとかは特に私も大好きなのですが、皆さん歌詞に奥ゆかしさがあると思うんですよね。
そうですね。
ー曲の構成とかも。
はいはい。
ーREOLもそんな感じなんですかね?
歌詞に込められた気持ちとか。内面、つまり奥の奥に潜んでる本当に伝えたいことというのがしっかり曲に込められているので、そういう意味では歌詞カードを観ながら曲を聴くのも楽しいです。
噛み締めながら良さを知っていくバンド
ーじゃあ、歌詞も噛み締めながら何回も聴いていくうちにREOLの良さにさらに気づくというのが定石になりそうですね。
はい、僕もそれで好きな曲が変わって行ったりするので。
ーそしたら読者のみなさんにもREOLを聴き込んで、REOLの良さを体感して欲しいですね。ちなみに、どんな時に曲を聴いて欲しいですか?
心を高めたい時。テンション高めたい時ですね。
曲の振り幅も多いのですが、そのそのなかでもアップテンポの曲を勝負時の前に聴くと自分としては鼓舞できるのでいいと思います。
ーそしたら元気を出したい時に皆さんにも聴いてもらいましょう!
REOLは「美」
ーありがとうございます!最後に、REOLを漢字一文字で例えるとなんですか?
「美」ですね。
ーおお!それはなんでですか?
これにはちゃんと理由があって。
曲を聴いた時の第一印象とかって他のアーティストでもあると思うんですけど、REOLの曲を聴いた時だけでなく、ライブを観た時、MVを観た時にも、美しいなあって思うことが多くて。ライブの衣装もそうだし、映像もそうだし。映像美なんです。
聴いても観てても美しいと形容ができるようなアーティストですね。
美しいんです。
ー美しいかあ、、締めも美しいです!ありがとうございます!
恥ずかしかった〜!
ー言い残したことはないですか?笑
YouTube是非是非観てください!!!
Reolはまだまだ格好よくなると思っているので、Reolのマニアも続けていく予定です。ありがとうございました。
ーありがとうございました!
REOL HP
https://www.toysfactory.co.jp/artist/reol/official/
Reol HP
https://www.reol.jp/
取材協力:RENN(斬る'em ALL)
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インタビューワー:moolee(PARA CLASSIC)
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撮影:spot (SURROUNDTYPE / LIKE MAGIC!)
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