アーティストの良さをそれぞれの角度から語ってもらう企画「某アーティストのマニアに聞きました。」 #ボーマニ。
今回は「ASIAN KUNG-FU GENERATION」について、東京都を中心にカメラマン・DJ活動をしているYÄMATOさんにお話をお伺いしました。
ーそれではYÄMATOさん、今回「ASIAN KUNG-FU GENERATION」(通称:アジカン)について語っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします〜!
よろしくお願いします!緊張する〜(笑)
ー今回は少しお酒も入って楽しい雰囲気でお届けします(笑)簡単に自己紹介お願いします。
YÄMATOといいます!普段はライブハウスなどでカメラマンをやっていて、時たまDJをすることもあります。
28歳独身です!笑
ー(笑)私も自分が所属しているPARA CLASSICというcrewのアー写も撮っていただいて、ありがとうございました!
アジカンは日本を代表する4ピースバンドの1つ。日常の一部にもなっている。
ーそれでは簡単にアジカンについてご紹介いただいてもいいですか?
わかりました。
アジカンは日本を代表する4ピースバンドの1つだと思ってます。
皆さんが知っている有名な曲だと「リライト」や「ソラニン」だと思うんですが、僕の中ではどんな生活のBGMにもなっているバンドという印象が強いですね。
好きだからこそまずはアジカンを聴こうかな、みたいな。バックボーンになっているバンドです。
ー「リライト」「ソラニン」という曲名が出てきたと思うのですが、現在25歳の私mooleeが中高のときはコピバンすると言ったらどっちかの曲をコピーしていたりとか、もしくはカラオケとかでも「消して〜〜」とか歌ってましたね。
うん、うん!
ー鎌倉めぐりをするときに。。
「サーフ ブンガク カマクラ」ですね!
ーまさにそうです!そのアルバムに沿って鎌倉めぐりをしている友達がいたりとか。日常の一部になっているバンドかもですね。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの名前の由来
ーアジカンについてもう少し詳しく説明してもらえることできますか?
そうですね!
4ピースバンドってことで、ギター&ボーカル後藤正文(Gotch)、ギター喜多建介、ベース山田貴洋、ドラム伊地知潔からなってます。
ーはい。
で、バンド名の「ASIAN KUNG-FU GENERATION」については、アジア人のアイデンティティを入れるために「ASIAN」。当時、後藤正文がカンフー映画好きだっ たったから「KUNG-FU」。「GENERATION」はロックぽいから。
なんで英単語3つかというと、Gotchが「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」好きで英単語は3つにすると決めてて、そこからASIAN KUNG-FU GENERATIONという名前になりました。
ーなるほど!結構ゆるいバンド名の決め方ですね(笑)
そうそう!大学の時に結成されたのですが、そこからバンド名を変えずにやってて今に至ってるんですよね。
ー結成が1996年?
96年ですね。
ーそれで今が2021年。もう25年続いているんですね!
そうですね。
ー長いなあ!そこまで大学から続いているってすごいですよね。
驚きですよね。
ー仲もいいんですかね?
仲良いんじゃないですかね。
ただ、最近伊地知潔が料理系YouTuberも始めたらしくて。
ーそうなんですか(笑)
結構洒落散らかしていることをGotchはよく思っていないらしいですね。
ー噂に寄るとですね。笑
アジカンの軌跡
ーアジカンの軌跡はどのようなものなんですか?
いい感じに資料をもとに進めていただきありがとうございます!笑
この日、YÄMATOさんは説明資料を用意してきてくれていた。
まず、1996年結成です。この時実はメンバーは5人だったらしくて、このタイミングではトリプルギターでのバンド構成みたいでした。
その1年後に伊地知潔が加入したのが、バンドの始まりですね。
ーほお。
皆さんが知っていそうな曲でお伝えすると、2002年にミニアルバム「崩壊アンプリファー」を出した中で漫画NARUTOの主題歌をやっていた「遥か彼方」が入っているアルバムですね。
その翌年、2003年にメジャーデビューを果たしたと言う形になります。
細々したものは省力させてもらうんですが、2013年には横浜スタジアムにてデビュー10周年ライブを開催してます。
2016年には結成20周年を迎えてツアーを開催。直近だと2020年に27枚目のシングルをリリースしてますね。
ーありがとうございます!もう27枚目なんですね!
ね〜!
歳の数に近いくらいCD出してる(笑)
ー確かに(笑)棚も一つ埋まってしまいますね。
そうそう笑
最初は他の人が聴いたことない曲を聴いてみたかった
ーその中でアジカンについてはどのタイミングで知ったんですか?
えーっと。
僕中学校2年生の時に放送委員会に入ってて、最初はモテたいからCMに流れているような曲ばかりを流してて。でも文字通り厨二病にかかった時期があって、他の人が聞いたことない曲聴きたいな、みたいな。
ー他の人が知らない曲を知っている自分かっこいい、みたいなね。
そうそう。そうなろうとしていた。笑
その時に手に取ったのが「或る街の群青」という「鉄コン筋クリート」のアニメの曲でした。
これがきっかけですね。
ーちなみにその当時の女の子からの反応はあったんですか?笑
アジカンについては誰にも触れられなかった(笑)
ーなんと(笑)触れられなかったけど、自分自身はハマってしまった、みたいなね。
そうそう。
あとほら、CDは今でこそ皆買いますけど、当時の僕にとっての1,000円って結構でかくて。
ー中学校2年生ですもんね。
最初は聴いていてよくわからないなと思ったけど、1,000円も出したし、聴くしかないなってなった記憶もある(笑)
ーもったいない病みたいな感じですね。そしたら今回記事のテーマにするくらいアジカンにハマったきっかけは他にあるんですか?
そうですね。
さっきお伝えした「或る街の群青」の後にフルアルバム「ワールド ワールド ワールド」が発売されて。知っていそうなところだと、BLEACHに起用された「アフターダーク」とか。
そのアルバムにどっぷりハマって、高校の時に仲良かった女の子にお勧めされて「ソルファ」とか「君繋ファイブエム」ですね、そこら辺を聴いて。
そこら辺を聴きながら、え、めっちゃかっこいいじゃんってどっぷりハマっていったんですよね。
ーあ〜。確かに、高校になったあたりくらいから周りからもアジカンというキーワード聞こえるようになった気がする。
そうですね。
世代で言うと今30歳前後の人たちが世代になってくるのかなとは思います。
ー確かに、ライブとか行っても年齢層若いわけではないですよね。
そうですね、あまりキャピキャピした人はいなくて、結構ライブは行き尽くしたけどやっぱりアジカンのライブは行きたいな、でも手とかは上げ続けられないな、みたいな。
ーお酒片手に聴きたいな、くらいの。
そうですね。
ーそこまでハマった理由ってなんですか?
アジカンの僕の好きな魅力としては、歌詞と楽曲とアートワーク。この3本柱ですね。
ー魅力については後半で詳しく語っていただきましょう。
後半はこちら
ASIAN KUNG-FU GENERATION HP
http://www.asiankung-fu.com
取材協力:YÄMATO
https://twitter.com/dec23_ymt
インタビューワー:moolee(PARA CLASSIC)
https://twitter.com/mooleesan
撮影:spot (SURROUNDTYPE / LIKE MAGIC!)
https://twitter.com/pellucid_night